整備点検して納車
「オークション代行」はお客様と販売店との共同作業です。
特に販売店の方は、お客様に信頼していただいて注文を受けているわけですから、それだけ責任もあります。
整備点検してお客様に納めるのは、販売店のつとめだと思っています。
ディーラーさんでの点検後に納車
私のお店では、お客様からご注文いただいた車に関しては、すべてディーラーさんでの点検整備後に納車させていただいています。
費用は最初にお客様に提示した車両価格にプラスされることはありません。すべて込みです。
過去の例ですと「オルタネーターの発電量が弱い」ことが発覚したことがありました。
この時も、費用はこちらもちでオルタネーターの交換をしてから納めさせていただきました。
そもそも問題のある車は選ばないという自負はあります。しかし万が一ということもあります。
はからずもそのようなことが起こってしまった場合でも、現状のままお客様に納めることはありません。きちんと直してから納車させていた だいています。
なかには、仕入れてきて納車する前に問題が発覚した場合は「お客様と相談しながら直します。」と謳っているところもあるようです。
でも、これって変な気がするのです。
「お客様と相談しながら直す」というとは、修理代金はお客さんに負担させるということですよね？だから「（直すか直さないか）相談しな がら」なんですよね？
もしお客さんが修理代を負担するなら「選んできたのは、あなたのお店なのに……」と、お客さんは思うと思うのです。
お客様に修理代を負担してもらうなら、「ここに問題があります。修理にはこれくらいの修理代がかかります。この修理はお客様のご負担と なります。」と仕入れる前に伝えるべきだと思うのです。
その上で、お客様に購入するかしないか決めていただくのがフェアーなやり方だと思うのです。
私のお店では、お客様の予算が厳しい場合など、時と場合によってはそのようなお話しをさせていただくこともあります。
しかし、それは仕入れを行う前の話です。
仕入れてしまってから、事前にお伝えしていなかった分の修理代まで請求することはありません。
こちらとしてはお客様の代わりに落札してくるわけですから、自分のマイカーを買うつもりで真剣にチェックを行っています。
オークション代行という発想自体が、
「事故車の見分け方って分からないな。」
「程度が良いと言われても、どこを見たらよいのだろう。」
「車種は決まっているけど、その中でどれを選んでいいかよく分からないな。」
というユーザーさんが、それらの知識や経験を備えた者を手足のように使って、
希望の中古車を手に入れるというシステムです。
お客様と販売店の共同作業です。
お客様に信頼していただいて、お客様の大切な車を選んできたのは、私のお店なのですから、もし私の見落とした不具合などありましたらき ちんと直して納めさせていただきます。
常識的なことですが「ここに1mm傷があるので直してね。」とか、そういうのはなしですよ（笑）。
車としての基本性能に問題があった場合ということです。
それでも基本的にバンパーの傷などは、直してから納めさせていただいています。
次のページでは、「こんな中古車はこのくらいの値段で」ということで、代表的な車について参考価格を上げさせていただきました。
あなたの欲しがっている車が、例に入っているとよいのですが。
もし入っていなかったら、問い合わせてみてくださいね。
それでは次で「参 考車種、車両」について何台か例を挙げてみましょう。
